「生きている」という大切なこと。

 

「泣いてちゃいけない」

そう言い聞かせて

「そばにいるから」

そう思い込もうと気を張って過ごしてきた。

 

いつも通り、

歯を磨き、顔を洗い

身支度をしていて

ふいに涙がこぼれる。

 

「ただいま、ちゅら・・・」

言いかけてハッとする。

 

確かに気配はあるのに

鳴きながら駆け寄ってくるフワフワの毛玉はもういない。

 

今頃になって

じわじわと「いない」ことが現実的になってくるなんて。

 

あんな風に

全身全霊で愛情を表現してくれたのは”ちゅら”が初めてだったから。

”ちゅら”がいたらほかになにもいらないと思えるほど

満たしてくれた存在だったから。

 

”ちゅら”の小さかった頃にそっくり

 

今朝、目が覚めると

枕元のスタンド下にいたはずの”ちゅら”のぬいぐるみ(小)がいない!!

 

慌てて探すと

土間の”うらら”の基地のようになってる物陰にあった。

 

”うらら”と”ちゅら”のぬいぐるみ(小) うらら

 

いつまでもメソメソとしているねこもりやへの抗議のような気がした。

 

「ごめんね、うらら」

 

ねこもりやが泣いてばかりじゃ、

心配で”ちゅら”が上手に虹の橋を渡れないよね。

”うらら”が”ちゅら”の代わりにはならないことはわかってる。

だけど、

あきらかに”ちゅら”がいた頃より

ねこもりやの傍に寄り添うようにしていたり

身体を擦り付けるようにして甘える仕草が増えた。

 

以前は、顔を近づけると顔を逸らすようにしていたのに

控えめにKissしてくれたりと

この二週間での”うらら”の変化は大きい。

 

”うらら”は”うらら”なりに一生懸命だね。

 

なによりも、

いま生きてここにいてくれる。

そのことを大切にしよう。

 

これから、

”ちゅら”と過ごした年月(としつき)と同じように

”うらら”と二度とない年月を大切に生きていくよ。

 

きっと、”ちゅら”もそれを願っている。

 

※”うらら”のココロのケアも必要と気を付けてはいたけども、元気に食べ、「大きな○んち」もしています(*^^*)

抱っこされてる”うらら” 抱っこされてる”うらら” うらら

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