秋~ひとり食べるアケビの実

秋桜

隣の畑のおじさんからアケビを貰った。

食べるところは、ほんのちょびっとだけど

ほんのりと甘酸っぱくて、

とおい遠い記憶を呼び覚ます、昔懐かしい味。

 

アケビの実

この、食べられるところがほんの僅かだということが

アケビに無性に親近感を覚える重要な要素。

 

なんで?って問われると答えにつまるけど

・・・・・・・・

ま、そういうことです。

 

季節は、すっかり秋。

 

今朝は、夏場も出しっぱなしだったストーブに火を。

やっぱり、猫はあったかいことに敏感で

さっそく、ひげが焼けるほど大接近。

ストーブに大接近

”ちゅら”がいないという不在感を

忙しさで、なんとか紛らわせていられるようになったけど

ひとりっきりになるお風呂とか

神社へのお参りの行きかえりとか

車の中なんかでは、

寂しさがぐっとくる。

 

そして

秋もぐっと深くなる。

 

ひとりで食べるアケビの実のつましさ(慎ましさ)よ。

 

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