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おにぎりが大好きだという野生感満載の子、縷々ちゃん。
思えば、
この子の母、”みーやん”がまだ5つか6つの頃。
虹ケ浜海水浴場へ連れていった時のことが忘れられない。
光市にあるこの海水浴場は、地元では人気の浜辺で
人出も多いし賑やか。
その反面、遠浅で「平気、平気♪」と思ってたら
急にグンと深くなり、
大人でもちょっと怖い。
そんな感じだから
弱冠5、6歳の子を連れたねこもりやは
それでなくても神経質になる。
沖へ沖へと行きたがる、
ちいさな子がちょこんと入った
子供用の頼りない浮き輪をしっかりと持つ手には力も入る。
なのに、この子は!
しっかと浮き輪を持つねこもりやの手を「離せ!」と言うのだ。
ねこもりやがこの歳には、
「離しちゃいけんよ~、、、」と泣いたものだ。
その剣幕に、
どうせ怖くなって泣くだろうと高をくくったねこもりやは
そっと手を離す。
その途端!!
この子ったら、
バシャバシャと水しぶきを上げながら
ドンドンドンドン、さらにさらに沖へと向かっていく。
三つ子の魂百までとはよく言ったもので
この性格はその後も
その生き方のいたるところで顕著に現れる。
きっと、
この子の娘も・・・
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