『糸』~縦の糸はあなた 横の糸は私

雪

昨夜からの雪がうっすらと裏庭に積もりました。

暮れの冬の静けささえも

独り身の寂しさを助長するのに

更に、中島みゆきの『糸』の歌詞が身に沁みる。

なぜ めぐり逢うのかを
私たちは なにも知らない
いつ めぐり逢うのかを
私たちは いつも知らない
どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語

縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを
暖めうるかもしれない

なぜ 生きてゆくのかを
迷った日の跡の ささくれ
夢追いかけ走って
ころんだ日の跡の ささくれ
こんな糸が なんになるの
心許なくて ふるえてた風の中

縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かの
傷をかばうかもしれない

縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます

引用:中島みゆき『糸』

 

年をひとつ、ふたつと重ねると

その先の人生に

愛する人がいないのはとても寂しいと。

 

愛なんて

壊れやすく儚く不確かなものだから

「辛い、悲しい思いはしたくない、いらない」と

拒絶した時期もあったのに・・・

 

喉元過ぎれば、すっかり熱さも忘れちまって

ただそばに居て、

優しく見守る無償の愛が必要だと感じる。

 

それが人間ってもの。

人間はひとりじゃ生きていけない。

 

縦の糸と横の糸が織り合って、支え合って

暖めるように紡ぐ。

来る新しい年には

『逢うべき糸に出逢える』ことを願って。

http://www.youtube.com/watch?v=moK6z_amMmY

画像:ちゆりさんのあそぼ – 写真共有サービス 「写真部」 byGMO

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