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祖母の命日の前日、
かぼちゃの花がたくさん咲いた朝
ガンジーが風になった。
いったい、何歳だったのか
とうとうわからないまま。
ほんとにウソのような最期。
家中の誰もが
まったく思いもかけない突然のできごと。
ついこの間まで
ひなじぃに連れられ元気に散歩もしていたし、
おやつにあげた猫ごはんもきれいに食べた。
「様子がおかしい」と言う
いもうとの言葉で初めて異変に気が付く愚かさ。
いもうとに助けられ7年。
最期は
しっかりいもうとの方を振り仰いで
おおきく背伸びをしたという。
「ありがとう」をちゃんと言えたんだね。
言わなくてもちゃんとわかってたと思うよ。
だって、
いつも少しだけ困ったような目をしていたあなたなのに
いもうとと散歩をしてる時だけは
しっぽをおおきくおおきく振って飛び跳ねるように歩いてたから。
ガンジー。
かぼちゃの花の咲くころ、
生まれ変わって
きっときっと
また会いに来てね。
P.S
みーやん、だいちゃん。
直接言えなくてごめんね。
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