心をあわせて・・・

手をあわせ・・・

 

今日、ぴぐもんと行った地元のお祭り。

生け花や絵画、パッチワークなど

様々な作品が所狭しとならぶ公民館の二階。

 

思わず口に出して詠んでみた、

「手をあわせ 心をあわせて しあわせに」

 

ねえねえ、どういう意味と思う?

と、ぴぐもんに聞いてみる。

 

「・・・・・」と考え込むぴぐもん

 

”仲良くね”ってこといーね。

 

3日前、犬も食わないことで喧嘩していた

気の若いひなじぃとぴぐもん

 

「バカって言うと バカって言う。

ごめんねって言うと ごめんねって言う。

・・・・・・」

 

と、

金子みすずさんの詩を引用して

「人は自分を映す鏡」(ねこもりやの解釈)なんだから

自分が優しく話しかけたら、

相手はおこらんのじゃないかと言って聞かせても

まったく聞く耳をもたない頑固なぴぐもん

 

そして、昨日。

ひなじぃのおねーちゃんからの電話。

話してるひなじぃの声音はうんとやさしい。

 

「うんうん、じゃぁ、迎えにいこーの。」

と、今日のお祭りに連れて行く約束をした様子。

 

ひなじぃのおねーちゃんは、

昭和の女性のたくましさと強さと

そして奥ゆかしさ、静かさを備えた、

明治生まれだった祖母の面影を

たくさん持つ凛とした人。

 

やっぱり!と心の中で手を打った。

 

さっそくぴぐもんにこのことを話してみる。

 

〇〇川のおばちゃんと話す時、

ひなじぃ、すごーいやさしいっちゃね。なんでと思う?

 

「・・・・・(黙り込む)」

 

おばちゃん、声がやさしいもんね♪

あんな風にしゃべられたら、誰でも優しい気持ちになるもんね。

 

 

人のことはとってもよくわかる。

自分がキーーってアタマに血がのぼったら

きっとぴぐもんと一緒なんだけど。

 

「手をあわせ 心をあわせて しあわせに」

 

帰り道。

クルマを止めた農協跡地まで歩く途中、

津田恒美記念碑がある。

 

 

まだまだ、やりたいことも

伝えたいことも、たくさんあっただろうに

若くして亡くなった地元の英雄(ヒーロー)。

 

人は、

今日や明日が、

大切な人との毎日が、

あたりまえのようにかわらずやってくると思い込んでしまう。

 

それはとても大きなミラクルで決して約束されたものではないというのに。

 

いま、在ることを感謝し、

大切に生きよう。

 

それが、生きてる人の責任ってもんだ。

 

津田恒美記念碑

 

弱気は最大の敵

 

津田恒美投手野球殿堂入り横断幕

 

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