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ずっとあなたのそばにいます。
ものごころついた時から
いつも
当たり前のように
そばに犬や猫たちがいた。
それが普通だったから
大人になっても
そっと寄り添う温もりと
なにげない仕草と
まっすぐなまなざしが
ココロを慰めた。
それは、
コトバを持つ人間同士では
きっと無理なテレパシーのようなもの。
それは、
身体がなくなっても同じ。
ふれることも
見つめることができなくても
いまもあなたのそばにいます。
いなくなってしばらくは
手の届かないとおい遠いところへいってしまったと
どこか体の一部をむしり取られたようにかんじていたけれど
病気だった子達は
つらく痛い思いから解放され、
いまは元気だったころのように走り回り
時には風のように
そっとそばでそよいでいる。
そう思うようになると
とても嬉しくなりました。
もうどこにも行くことはない。
どこにいても
そばにいるのだから。
どうか
悲しまないでください。
あなたが悲しんでいると
一番悲しむのは旅だった子と
そばで悲しむあなたを見ている子たちだから。
どうか、
生きてそばにいる子たちに
笑いかけてあげてください。
抱きしめてあげてください。
自分が慰めにならないと
自分の非力さを責めている子を
笑顔で抱きしめてあげてください。
「ろんぼ」がいなくなった時、
わたしとおなじようにペットロスになった「くり」。
10日以上ごはんをたべなくて点滴の日々。
「動物は人間が思う以上に愛情が深いからね」と先生。
そのとき、自分の悲しみしか考えなかったねこもりやは
”ガーーーン”と棒で頭を殴られたように感じました。
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