「ちゅら」の粗相(そそう)~その後

切らずに「玉」を抜かれて二晩、

どうしたことか「ちゅら」がお布団にしっこをしなくなった。

 

マーキングは治るだろうとは思っていたが

毎夜のお布団への粗相もなくなるとは・・・

 

粗相も”大人へなりかけの切ないキモチ”のあらわれだったのか?

 

「玉」を抜かれて以来、

元々の甘えん坊にさらに拍車がかかり、

顔全体を思いっきり

ねこもりやの顔にすりつけるようにして甘えてくる。

 

あぁ、そういえば、

うんとちいさかった頃。

こんな風に全身で甘えてきてたなぁ~

 

 

「ちゅら」はさびしかったのか。

どんどん大きく「おとな」になってしまうカラダとはうらはらに

ずっとこんな風に甘えていたい「こども」のココロとのはざまで

つらくて切ないキモチをぶつけられる場所。

 

人間を困らせようなんてコト、

ちっとも考えてなんてなんかいないのにね。

 

弱りきった人間は

「なんでこんな困らせるようなコトするんよ!」

と、

ただ嘆くだけで。

 

「大人になんかなりたくない。」と

苦悩した日を振り返りもしない。

 

 

だれもが

あなたとおんなじやっかいで

そしてフシギな ”ココロ” を持ってる

おんなじ動物なのにね。

くりとちゅら

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