スポンサー
不思議なもので
”ちゅら”がいた時は
ねこもりやに添い寝などすることのなかった”うらら”。
いつのまに引き継いだのか
甘え上手だった”ちゅら”ほど上手くはできないけど
”ちゅら”を埋葬したその夜以来、
そっとそっと遠慮がちに枕元に寄り添う”うらら”。
そういえば、
“ちゅら”が初めて添い寝したのも
”くり”がいなくなってからだった。
代々、ちゃんと優先順位があって
優先順位一番の子の領域を侵さないようきちんと守っていた。
この子たちは
喪失感に打ちのめされてしまうかもしれない
飼い主のココロの空洞をきちんと埋める術を
天性の力として備えているのかもしれない。
小さな頃にねこもりや家の一員になった
ねこもりやに始終べったりの
根っからの甘えん坊だった”ちゅら”とは違い、
既にひとり立ちして、2~3か月は経っていただろう”うらら”は
外の世界で
何度も怖い目にもあっただろうから
警戒心も人間嫌いも半端じゃない。
そんな”うらら”が
ぎごちないながらも
一生懸命に重大な任務を遂行すべく
「グルグル・・・」と喉を鳴らしながらそっと寄り添うのだ。
ねこもりや同様
あの日、
大きな愛で包み、不安な気持ちをなだめてくれた大切な相棒を亡くした”うらら”。
寂しさは計り知れない。
ねこもりやが
不思議なくらい”ちゅら”の気配を感じるように
うららには元気になった”ちゅら”の姿が見えているのかもしれないけども。
うらら:「こんな感じでどうかな~?」
ちゅら:「うんうん、そんな感じ。大丈夫、すぐに上手になるよ♪」
なーんてね( *´艸`)
スポンサー
ニュースレターを購読する