気付かなくてごめんね、くり。

くり病院へ くり病院へ

ふと見ると「くり」の
口の周りがよだれだらけ。
まるで泡をふいてるかのようだ。
きばが異様に長い「くり」がよだれが多いのは、
口がちゃんと閉まらないせい。

ねこもりやは勝手に解釈してたんだけど
“免疫不全ウィルス”陽性の「くり」は
他の子に比べて傷も治りにくいらしく
したがって
口内炎にもなりやすい。
くりのよだれはこのきばのせいでもなんでもなかった。
普通ならなったとしても
すぐ治る口内炎のような炎症も
食欲が減退してしまうとくりには命取りだ。
かかりつけの病院、ワールド動物病院へ。
ここの先生は「さば」の病気でもお世話になっている、
とても素敵な先生だ。(男前という意味ではない)
「ろんぼ」が風になった日から二週間あまりも水以外口にしなくなったときも
この先生にお世話になった。
「動物の愛情は人間が考えている以上に深いからね。」
とやさしく「くり」のあたまを撫でてくれた。
目も開いてなかった「くり」を
現場の屋根裏から保護し
スポイドでミルクをやり、
自力で出せないう○ちを出すために
水で湿らせた脱脂綿でやさしくおしりをつんつくして育てた。
おしっこが出た!
う○ちが出た!!
と一喜一憂したっけ。
それは生まれた日から風になった日まで14年間共に過ごした「ろんぼ」への思いと一緒だ。
動物は
人間の言葉がしゃべれない。
「痛い」と言えない。
ごめんね、くり。
気付いてあげられなくてごめんね。
きばのせいにしてごめんね。
犬の十戒
猫の十戒
今日はろんぼの二つ目の誕生日。
ぼくはクマ(♂ネコ) 猫語

4 comments Add yours
  1. そうなんだよね、言葉が話せない分 解ってあげようとする気持ちが大事なんだと思う。
    解らないから解ろうとする気持ち、それが言葉の壁を越えるんだろうなぁ…

  2. ホント、猫の言葉が分かると、いいよねぇ?
    猫がいたいと感じているとか、しんどいと思っているとか、そういうことだけでも、ビビッと感じ取れるといいんだけど・・・・・・
    くりちゃん、はやく元気になれ^^ノ

  3. そうですね。
    動物は言葉がしゃべれないから、どんなに信頼しあっていても、ベテランのお医者様でも動物たちの本当の気持ちはわからない・・・ちょっと悲しい。
    いつか話がしてみたいなぁ・・・猫たちと。

  4. そうよねー。
    動物は人間の言葉がしゃべれないもんね。
    「痛い」とか「痒い」とか言えないもんね。
    うちは、おばばが最近よく鳴くんだけど
    何を訴えてるのか知りたいな。
    食べても食べても日に日に痩せ細ってきててさ、、、
    心配。。。

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