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左が母猫「はる」。
出産後、授乳を終えてまもなくサカリがはじまり、終わったと思えば、またはじまり・・・と。
出産前はふっくら優しい顔立ちだったのに、みるみるげっそりやつれて見る影もなく。
体重も3キロを割った。
やたらと耳が大きく見える。
仔猫「こごみ」が生後六ヶ月を迎えたのを機に、一気に2匹とも避妊することに。
サカリが落ち着いてる時の方が良いとは思ってたけど、このままだときっと絶え間なくサカリが続くだろうし。
結局、「こごみ」は、姉妹猫「土筆」ちゃんと「蕨」ちゃんと同じ時期にと思って一ヶ月伸ばしたけど。
左が術後、徐々にふっくらとしてきた「はる」。
一時は栄養失調の宇宙人みたいだった「はる」。
アシンメトリーな前髪がキュート。
こちらは捕獲したばかりの頃の「はる」。
猪か何かの罠にかかったのか3本足だった。
きっと痛く怖い思いをしただろうに、警戒もしないし、もちろん威嚇もしない。
「入る?」と声をかけたら、「にゃー」と言ってすんなり部屋の中に入ってきた。
ここだけの話、「はる」は、少しおつむが弱い。
この表現が良くないことは百も承知だけど、他に適当な言葉が思いつかない。
これもどうかと思う言葉だけど、白痴美人というか。
なんというか、ただただ意地のない無垢で純真な生まれたての赤ちゃんのよう。
疑うことを知らない。
ねこもりやにも「うらら」に対してもそうだ。
だからこそ、「うらら」のいる炬燵の中で出産という荒技をやってのけた。
もちろん、ねこもりやの足元でだ。
「うらら」は、急に現れた小さな生き物をしばらく凝視した後、そっと炬燵を抜け出した。
ふいに聞こえてきた「ミーミー」というかすかな鳴き声で出産に気づいたねこもりやは、あまりの出来事にオロオロ。
まさかまさかのまさか。
きっとこっそり暗いところで隠れて産むだろうと思いこんでいただけにびっくり。
「信頼されているのね」と、とても嬉しかったんだけど、「はる」はそういう子なんだと最近つくづく思う。
ただただ純真無垢。
そしてただただ可愛い。
今日、7月26日は祖母の命日。
動物好きだった優しく知的だった祖母を思いながら・・・
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