ちゃきちゃきぴぐもんVS大和撫子。

ぴぐもんが先月末で

シルバー人材センターでの仕事を辞めてから

約一か月。

 

ほぼ、3週間を費やして、

結構な広さの敷地内の草取りに励んでいた。

 

それはもう、なんというか・・・

執念のようでもある。

 

そして、この2、3日、

家中のあちこちの掃除に取り掛かった。

 

ぴぐもんが何かを始めると

かならず、みんな巻き込まれる。

おかげで、体じゅうにサロンパスのねこもりや。

 

「ねえねえ、これどう?ウオークマン♪」

ウキウキ声のぴぐもんの首にはネックウオーマー(* ̄m ̄)プッ

 

一昨日は、とうとう階段脇の物置にまで及び、

沢山の懐かしの写真や通信簿、賞状なんかがわんさか!

 

写真の仕分けを引き受けた、ひなじぃの手は度々止まる。

なかでも、「まさえちゃん」が写っている写真には

改めてため息が出た。

まさえちゃん

「こんなに綺麗な人だったんだ」
※左端がひなじぃ、隣がまさえちゃん、その隣がぴぐもん

いや、綺麗だと子供心に思ってはいたけど

改めて見入ってしまった。

 

一回り以上歳の離れたこの美しい妹を

父は娘の様に可愛がり、

早くに亡くなった祖父にかわり、

父親代わりのようにして育てた。

 

進んだ学校も、就職も

すべて父の言うとおりにした”まさえちゃん”は

父が薦めた結婚話に

生涯、初めての抵抗をし

「これだけは私の思うようにさせてください」と固持したとか。

 

聡明で綺麗でそしてあたたかい人だった。

 

私たち三姉妹を

妹の様に面倒を見てくれたまさえちゃん。

 

ひなじぃの周りには

私たちとは、あまりにもかけ離れた

大和撫子の風情をたたえる

理想的な女性がふたりも。

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