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先日から、調子の悪かったひなじぃがぴぐもんと病院へ行った。
精密検査を受け、今日がその検査結果が出る日。
朝早くに、病院へと出かけて行ったぴぐもんから電話で、
「肺が3分の1しか機能していない」
「ボンベを持つほどじゃないらしいけど」
「もう、草刈りもできんね」
十数年まえ、病院で”肺気腫”を宣告され、
その場で、タバコを病院のゴミ箱に捨てて禁煙したひなじぃ。
進行は、ゆるやかでも
決して良くなることは皆無の肺気腫。
長年の喫煙は
確実にひなじぃの肺を固くかたくしていたようだ。
最近では、シャンプーをしただけで
「ぜーぜー、はーはー」言っていた。
11月に入ってから、続々と届けられる”喪中葉書”を目にするたびに
「何歳か」と聞き、
「もうしばらく、間があるのー」
と。
みーやんが縷々ちゃんという、とてつもない喜びをぴぐもんとひなじぃにもたらしてくれ、しばし生きる道標というか希望と言うか、そんなものを感じていたふたり。
しかしながら、
いつもいつでも会える距離ではなく、
淋しさをずーっと抱えたままで過ごす毎日。
「正月は縷々は帰って来るかのー・・・」
と、ひとりごち。
元気そうに見えても来年は80歳。
おおきな爆弾を抱えたひなじぃに決して無理はさせたくはないけれど、
かといって、やりたいことはやらせてあげたいし。
案の定、病院から直帰するつもりは毛頭ないらしく、
この時間になっても帰ってはこない二人だけれど。
「好きなことをしながら死ねるならそれも良し。」
は、あながち冗談でもないかもしれない。
画像:aomimiさんの庭園の秋Ⅲ – 写真共有サービス 「写真部」 byGMO
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