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昨年の暮れに保護した「はる」が、2日がかりで出産したのがまだまだ肌寒い3月。
用意したお産用の段ボールやケージをことごとく無視して炬燵の中で出産。
たまたま居合わせたねこもりやは、「ミーミー」と鳴く仔猫の声で気付いた。
これまた、たまたま炬燵の中に居合わせた「うらら」は、しばらく得体の知れない小さな生き物を眺めて後、そっと炬燵を抜け出した。
出来ることが増えていく仔猫たちと過ごした驚きと喜びと幸せに満ち溢れた1か月。
ステキな里親様に2匹を託した日のさみしさと喪失感。
2匹の名前が、「はる(春)」から芽吹いた子だから「土筆(つくし)」と「蕨(わらび)」になったと聞いて、心が決まった。
残ったこの子は「こごみ」にしよう。そして、「うちの子」にしよう。
「うらら」と「はる」そして「こごみ」。
賑やかな女ばかりの暮らしが始まった。
お転婆な「こごみ」に振り回されるひとりと2匹。
出産後、幾度かサカリがついて、げっそりと痩せた「はる」も、生後半年経った「こごみ」も無事避妊手術を終えた。
いまでは、「はる」の体重をはるかに追い越し「うらら」に追いつく勢いの「こごみ」。
ちょっと太り過ぎ( *´艸`)
変わり映えのしない年の瀬が、今年はとても賑やかに。
この子たちに生きる意味と力(エネルギー)をもらった1年。
今月半ばに「適応障害」と診断され、すっきりと腑に落ち安堵した。
「やらなければならないこととやりたいことが一致することのほうが難しい」
自分がやりたいことを選びさえすれば、とても簡単なことなのに。
自分ができないことを他人やまわりのせいにして言い訳していただけ。
やりたいのに出来ないと嘆いていただけ。
やりたいことだけやろうと決めた数年前。
だけど。
やりたいこともやらなければいけないこともやっていこう。
やらなければいけないことをやらなかったら、きっと自分が嫌いになるから。
真新しい一年が
日々優しく穏やかで、やわらかでありますように。
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